宮川育ちの私がすすめる「アユのみりん干し」アユといえば、夏の川の風物詩。清流でしか育たないため、川ごとに味や香りが異なるのが特徴です。私の地元は三重県伊勢市付近を流れる宮川。父が釣ってきてくれる宮川のアユで育った私は、香り高く、少し甘みを感じる宮川のアユの味を子どものころから楽しんできました。
釣ったその日に塩焼きでいただくのはもちろん格別。唐揚げや天ぷらも最高です。でも、アユは鮮度が落ちやすく保存が効かないのが悩みどころ。夏の釣りシーズンには一度にたくさん釣れる年もあり、「どうやって食べきろうか」と頭を悩ませることも少なくありません。
そこでおすすめしたいのがアユのみりん干しです。しっかり干して保存性を高めるもよし、一夜干しにしてしっとり柔らかく仕上げるもよし。香り豊かなアユに甘じょっぱいみりんダレを染み込ませることで、日々の食卓でもおつまみでも大活躍の逸品になります。

🥢アユのみりん干しの材料(4~5匹分)材料分量
アユ(小~中サイズ)5匹~みりん100ml醤油50ml酒50ml砂糖大さじ2白ごま(仕上げ用・好みで)適量🔪下処理アユはエラ・内臓を丁寧に取り除きます。
腹を開いたら流水で血や汚れをきれいに洗い流し、水気をしっかり拭き取ります。
再度ペーパータオルで水気をふき取りましょう。
✅ ポイント:アユの香りを活かすために強い下味はつけません。丁寧な下処理が臭みを防ぎます。
🧴漬けダレの作り方と漬け込み鍋にみりん・
醤油・酒・砂糖を入れ、中火で軽く沸かしアルコールを飛ばします。
タレを冷まし、アユを並べたバットに注ぎ、冷蔵庫で6~8時間漬け込みます。
途中で一度アユをひっくり返し、タレが均等に染み込むようにしましょう。
🌞干し方のコツ一夜干し:風通しの良い場所
で8~12時間干す。柔らかく仕上がり、ふっくらとした食感が楽しめます。
しっかり干す場合:晴れた日に1日半~2日ほど干す。保存性が高く、香りが凝縮されます。
干し網の使用推奨:虫よけのため、干物用の青いかご網などを使うのがおすすめです。
🔥焼き方と食べ方グリルや魚焼き網で中火でじっくり焼くことで、タレの甘みが香ばしく仕上がります。
トースターやオーブンでも焼けますが、焦げやすいのでアルミホイルを敷くと◎。
お酒のおつまみやご飯のおかずはもちろん、冷めても美味しいのでお弁当にもぴったりです。
🧾アユの味わいと保存の知恵アユは川ごとに味わいが違
う魚。宮川のアユは特に香り高く、甘みがあり、身も繊細です。そのまま塩焼きでいただくのも美味しいですが、大量に釣れた時には保存が効くみりん干しが重宝します。
干物にすることで水分が抜け、旨味が凝縮され、タレの甘じょっぱさが香ばしい香りと見事に調和。軽く炙ればふんわりとした香りが広がり、川魚特有の風味が引き立ちます。
🍀アユの栄養価と魅力アユは高たんぱく・低脂
肪で、DHAやEPAといった良質な脂質を含みます。また、ビタミンAやカルシウムも豊富で、内臓を一緒に食べられるためミネラルの摂取にも優れた魚です。
干物にすることで水分が減り、栄養がギュッと凝縮され
ます。日々の食事で不足しがちな栄養素を手軽に摂れるのも魅力です。
📝まとめ|アユのみりん干しで広がる川魚
の楽しみ方釣ったその日に楽しむ塩焼きも美味しいけれど、アユは干物にすることで保存性が高まり、また違った美味しさを楽しめます。甘辛いみりんダレはアユ特有の香りを引き立て、冷めても美味しいのでお弁当やおつまみにも最適。特に、宮川のような清流で育ったアユは、干物にしても上品な香りと旨味が際立ちます。
ぜひ、夏の釣りシーズンでたくさん釣れたときには「アユのみりん干し」に挑戦してみてください。家族や友人へのお土産にも喜ばれること間違いなしです。
ラベル:あゆ 鮎 アユ
